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水中息止めを長くする訓練方法・心臓の鼓動を遅くせよ!

この記事は約4分で読めます。

息を止める時間を長くし、水中でより長く泳げるようになるためのトレーニング法を2つご紹介します。なんと心拍数まで落とせるようになるすごい方法です! 以前よりも長く水中に留まってマーメイドスイムを楽しむことができますよ。

水中で長くとどまるためのトレーニング


今回は水中で長く留まるためのトレーニング法です。なぜだか「息止めの記事」がよく見られているみたいです。皆さん息を長く止めることに興味があるのかなと思いました。

スキンダイビングやマーメイドスイムなどの素潜りは、一息で潜って泳ぐスポーツですね。やっぱりあなたも水の中に長くいたいですよね? 以前フリーダイバーの方に教えていただいたトレーニング方法を2つご紹介したいと思います。

1「息止めウォーキング」


1つ目は「息止めウォーキング」です。私は犬の散歩をしているときに時々やっています。やり方は簡単で息を止めて歩くだけです。

思いっきり息を吸って、止めて、歩く。もう無理だなーと思った時点で呼吸する。しばらく息を落ち着かせてから、また同じように息を止めて歩く──これを繰り返す。ただそれだけです。

これは「息止めの時間を長くする方法」というよりは「息を止めながら”動く時間”を長くする方法」ですね。スタティックアプネア競技のように「水面に浮かんでひたすら息を長く止める」ということと「素潜りで潜水して長く泳ぐ」というのは全く別の技術です。

2「瞑想」


そして2つ目のトレーニング方法が「瞑想」です。私は元々喘息持ちで、それほど肺活量がある方ではありません。むしろ喘息があるから一般の方よりも心肺機能は弱いです。毎日ピークフロー値を測って喘息の発作が起きないか心配しているほどですよ。

でも長年マインドフルネス瞑想を続けていて、心を落ち着かせて平常心で留まったり、何も考えない状態を長く保つトレーニングをしています。

心拍数が68bpmから44bpmまで落ちます


成人女性の安静時の心拍数は65bpmから75bpmと言われています。bpmというのは1分あたり何回心臓が脈打つかの数値ですね。私もだいたい平均ぐらいです。

これは私が瞑想を始めたときの心拍数のグラフです。瞑想開始時点で68bpmですが、ぐんぐん下がっていって44bpmまで落ちています。心拍数も実は意思の力で落とすことができるんですね。

バジャウ族の男性の心拍数


以前動画でご紹介した海洋民族のバジャウ族の男性は、水中で心拍数を30まで落とすことができるそうですよ。心臓の鼓動が遅くなればなるほど酸素の消費が少なくなりますから、水中で長くとどまれるようになるんですね。以上息を止めつつ長く泳ぐためのトレーニング法を2つご紹介しました。息止めトレーニングと瞑想ぜひあなたもやってみてくださいね。

マーメイドスイムでは長時間の息止めは重要ではない


ただし。確かに息を長く止められる方が水中で長く楽しめますが、マーメイドスイムにおいては必ずしも息止めの時間は重要ではありません。

極論を言えばマーメイドスイムは全く水に潜れなくても、息を止められなくても、顔を水につけられなくてもできます。波打ち際で人魚の格好をしてパチャパチャしててもいいし、水面で仰向けになって浮かんでてもいいんです。必ずしも水中でぐるぐる泳ぎ回る必要はないです。

水の中で何をやりたいですか?


長く潜れるから偉い!とかすごい!──ってことでもないです。マーメイドスイムは競争ではありません。勝ち負けじゃないんです。「自分が何をやりたいか」が最も重要です。

私は水中に潜って重力から開放されて、自由自在に動き回るのが好きだから、その時間を長くしたいなと思ってやっているだけです。だから「息止めウォーキングをやらないと人魚になれない」とか、「息を長く止められないからマーメイドスイムはできない」なんて思わないでくださいね。

動画で見る

参考動画

Superhuman Filipino diver from the Badjao tribe ;BBC(Badjao族の男性の動画)

ロケ地

自宅(蒸気邸)
名古屋城
ダイビングスクール&ショップ evis(愛知県名古屋市)

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