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水中息止めチャレンジ! スタティックアプネアとコントラクション

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水中の息止めは得意ですか? フリーダイビング競技のスタティックアプネアについて、世界記録のタイム、息を止め続けると身体はどういった状態になるのかも解説しています。くれぐれも3つの注意事項を守ってくださいね。

水中息止めの注意


あなたは3分間息を止められますか? 今回は息止めについてのお話です。ただし3つお約束してください。

1 水中で行う時は絶対に一人でやらないでください

今回私は旦那様にお付き合いいただいて、お風呂場で動画を撮影しました。

2 お子さんはやらないでください

子供はまだ肺の機能が十分発達していませんし、時に大人がやらないような無茶なことをやりがちです。ちびっこはやらないほうがいいです。

3 ハイパーベンチレーションはダメ

ハイパーベンチレーションをすると苦しみを感じにくくなるので、息止めの時間が伸びますが、危険な状態になっても息を止め続けていきなり気を失うことがあります。いわゆる「ブラックアウト」です。危険なので絶対にやめてくださいね。

ブラックアウトを知らないのに水中息止め!?  ヤバすぎる…
息止めの動画は人気がありますが、ブラックアウトのことはご存知でしょうか? ブラックアウトを知らずに水中で息を止めるのは非常に危険です。ブラックアウトとは何か、ブラックアウトの基礎知識を分かりやすく解説します。

スタティックアプネアと息止めについて


スタティックアプネアというフリーダイビングの競技があります。これは水面に浮かんで何分息を止められるか競う種目です。通称STA。スタティックというのは静的という意味です。男性の世界記録では11分35秒。女性は9分2秒の記録となっています。驚異的な息止めの長さですよね。

コントラクションについて


私の場合3分ちょっと過ぎたあたりで横隔膜がピクピクと痙攣しはじめます。これは脳が「まずいぞ!息を吸いなさい!」と命令を出して、横隔膜が自動的に上下して無理矢理にでも息を吸おうとするんです。これをコントラクションといいます。

コントラクションが始まった時点ではまだ大丈夫です。さらに息止めを続けることができます。もちろんすごく苦しく感じますし、お腹がビクビクするから怖くなっちゃうんですけどね。この不快感をどのくらい我慢できるか、恐怖心に打ち勝ってなおかつ自分の限界ギリギリ手前できっちり顔を上げられるかの勝負です。

I’m OKと言えますか?


息止めが終わったら必ず相手の人に「I’m OK(アイムオッケー)!」と言ってOKサインを出します。これで終了お疲れさまでした。シンプルだけど奥深い息止め。くれぐれも注意事項を守って楽しくチャレンジしてみてくださいね。

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ロケ地

自宅(蒸気邸)
日本ガイシアリーナ・飛込みプール(愛知県名古屋市)
ダイビングスクール&ショップ evis(愛知県名古屋市)

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