2021年11月16日(火)名古屋市の人魚の学校練習会に参加しました。マーメイドのライセンスについてご説明します。今回のテーマは「マーメイドスイム最速上達法」です。マーメイドスイムが爆速で上達する秘密の方法です。
人魚の学校とは?
2021年11月16日火曜日愛知県名古屋市名東区にありますダイビングショップ&スクールevisにて人魚の学校の練習会が開催されました。秋から冬春にかけてはここevisのダイビングプールで人魚のみなさんが練習されます。

evisのプールは名古屋でも最大級の室内ダイビングプールで、浅いところは水深1.2m深いところは5mあります。
今回の人魚の学校は?
今回のマーメイドは総勢7名です。皆さん笑顔がとっても可愛らしいですね。初参加の方は撮影会が行われます。海の風景をバックにマーメイド姿の撮影をします。ポージングはチェルシー先生シェリーナ先生からアドバイスがあります。思い出に残る一枚になりますよね。
マーメイドのライセンスとは?
今回はマーメイドのライセンス取得に挑戦される方がいらっしゃいました。マーメイドスイムにライセンスがあるって皆さんご存知でしたか? 資格がないと泳げない──というわけではありませんが、本格的にマーメイドスイムをやってみたいという方は、マーメイドコース、オーシャンマーメイドコースなどライセンスにチャレンジされる方も多いんですよ。学科試験もあり機材や歴史の基礎水の中での技術や海・環境に至るまでマーメイドスイムの幅広い知識を学びます。
実技もしっかり学びます
でもやっぱりメインは実技です。プールでみっちり講習が行われるんですよ。ここ人魚の学校では学科も実技も両方しっかり学べるから安心ですね。立ち泳ぎや長く泳ぐ遠泳、ドルフィンキック、背面泳法、そして潜り込みのダックダイブなどいろんな技術を身に着けます。
セルフレスキューといって足がつってしまった時どうするか、またバディ相棒ですね、一緒に泳ぐバディを助ける技術も学ぶんです。これとっても大事ですね。
人工呼吸や気道確保して曳行など、スキンダイビング・スキューバダイビングでも必須のテクニックを身に着けます。マーメイドスイムでは10分の立ち泳ぎが必須です。私も以前フリーダイビングの時同じことをやったのですが、立ち泳ぎのテストが大変だったような覚えがあります。フリーダイビングは確か15分だったかなあ。
合格おめでとうございます!
挑戦者のマーメイドさんは見事合格! 良かったですね。おめでとうございます。すごく美しく潜っていらっしゃいましたね。
人魚の学校ではマーメイドライセンス取得ができますので、チャレンジしてみたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
今回のマリダイバー
この日の私のウェアはウェットスーツ。水温は27度あると言っても秋冬は外気温が低いですから、もうウェットスーツの季節ですね。でも理想を言えばマーメイドは上はビキニのブラ、下はマーメイドテイルの衣装です。先生方は寒くてもビキニ+テイルでいらっしゃるのですが、私は2時間フルに練習したいということもあって、冬の時期はウェットスーツが多くなります。
寒さ対策としてのウエットパンツなどはこちらの記事で詳しく解説していますので冷えに困っている人魚さんは、ぜひこちらの記事もご覧になってくださいね

マーメイドスイム・素潜り最速上達法
マーメイドスイムを始めたばかりのビギナーさん、できるだけ早く上達したいと思いませんか? 先生や先輩方が長く水中で泳ぎ回っていたり、自由自在にくるくると回ったり、バブルキッスやバブルリングを綺麗に作っていたり──そんな中級者・上級者のマーメイドさんを見ると自分も早く上手くなりたいなーって憧れますよね。
そんなあなたに最速で上達する秘訣を、マーメイドスイム歴・スキンダイビング歴10年の私マリダイバーが特別にお教えしましょう!なんてね。もったいぶらずに一言で言えばそれは「真似」です。とにかくそっくりそのまま真似することです。
上達の秘訣は盗むこと!?
もっと過激に言うなら「盗む」ことです。上手な人の技術テクニックをまるごと自分のものとして盗むんです。えーっ! 真似とか盗んだりって良くないのでは? それじゃあ自分の個性というかオリジナリティゼロじゃん! と思われるかもしれませんね。でもね断言します。その考えだと遠回りです。
自己流でやろうとしたりオリジナリティを出そうとすると、上達するのにすごく時間がかかります。しかも結局個性を出すのも難しくなります。
人類の歴史で一度も存在しなかったものを自分だけが生み出せる!なんて考えること自体とても思い上がった傲慢な考えです。完全な無から有を作り出せるのは神様だけです。
全ての技術・アイデアは真似から作り出されています。
偉人から学ぶ真似の極意
あなたはピカソを知っていますね。20世紀最大の芸術家ですね。パブロ・ピカソは言いました。
良い芸術家は真似をする偉大な芸術家は盗む
彼は偉大な芸術家です。つまりピカソは自分の芸術は盗用であると言っているのです。
スティーブ・ジョブズ。iPhoneの生みの親であるAppleの創業者ですね。
素晴らしいアイデアを盗むことに恥を感じてこなかった
と彼は言いました。
サルバドール・ダリ。シュールレアリスムの天才画家ですね。ダリは言いました。
何も真似したがらない人々は何も生み出さない
最後に松下幸之助のエピソードです。松下電気現在のパナソニック創業者です。彼は徹底的に他の製品を真似てそれらの改良品を作って売り出しました。だから当時の日本人は松下電器ならぬ「真似した電気」と揶揄していました。でもパナソニックは世界的大企業になりましたよね。
とにかく真似が大事!
彼ら天才たちがやってきたことは徹底的な「真似」なんです。日本語の「学ぶ」は「真似ぶ」から来ています。真似すること模倣することは学ぶこと・技術を身につけることの本質なんです。
私もマーメイドスイムを始めたばかりの頃は、YouTubeで海外のプロのマーメイドの泳ぎを徹底的に分析しました。なぜ海外かと言うと10年前に日本人でマーメイドスイムをしていた人はほとんどいなかったからです。真似をする対象が海外にしかいなかったんですね。
もう何度も何度も繰り返し動画を見ました。腕はどう動かしているのか、ドルフィンキックはどうやっているのか、潜り込み、浮上の仕方は──とまるごと記憶にコピーしてそのとおりやってみました。
もちろん最初は上手くいきません。でもだんだん似たような動きができるようになりました。そうして完全に真似ができた段階で、じゃあ私はここをこうやってみようとか、ここだけ変えてみよう──みたいに自分なりのアレンジができるようになるんです。
または癖というかね自分がやりやすい方法が分かってきます。それが個性・オリジナリティになるんですね。
あらゆることに応用できる真似のテクニック
これはマーメイドスイム・素潜りの最短上達法ですが、それだけでなくあらゆることに応用ができます。語学学習にしても手芸や工作にしても、ダンスやスポーツ仕事に至るまで、ありとあらゆることの習得は真似から始まります。
この完全なコピーができるかできないかでその人の上達の進度が驚くほど変わります。一度やれば「ああそういうことか!」と分かります。
まず真似をしましょう。お手本となる人を見つけてそっくりそのまま真似してやってみるんです。完全な真似ができるまで何度も何度も繰り返します。ひたすら練習です。質より量です。数をこなしましょう。
人魚の学校でぜひお手本を
人魚の学校にいらっしゃったら先生方の泳ぎをしっかり目に焼き付けて、すぐにその場でやってみましょう。先生が潜ったらすぐにマスクをつけて水面からでもじっと見るんです。ぼんやりと休んでいる場合ではありませんよ。見ることもちゃんと学びなんです。
もし疑問に思うことやコツが知りたければ先生に聞いてみましょう。お二人とも優しい方ですから親切に教えて下さいますよ。そうそう私のYouTubeチャンネルの人魚の学校のまとめ動画を何度も見ることも勉強になりますよ。繰り返し繰り返し先生方の模範演技を見られます。ふふふ宣伝しちゃいましたがあなたの上達を心から願っていますよ。興味のある方はぜひ人魚の学校にいらしてくださいね。
動画で見る
関連記事

人魚の学校情報
人魚の学校公式サイト
人魚の学校Twitter
人魚の学校Instagram
ロケ地
ダイビングスクール&ショップ evis(愛知県名古屋市)