あなたは耳抜き苦手ですか? 耳抜きが上手くできない方は、ぜひこの15のコツを試してみてください。仕組みややり方は頭で分かっていても、海やプールで上手くできなくて困っている方に、具体的な方策を15個ご紹介します。
耳抜き得意? 苦手?
耳抜き得意ですか? 苦手ですか? この記事をご覧になっているということは、きっと耳抜きが苦手で困っているんですよね。今回はどうしても耳抜きできない方でも、きっと耳抜きが得意になる15のコツをご紹介します。どうぞ順番にやってみてくださいね
1 日常生活で耳抜きする
徐々に耳周りの筋肉をほぐすために、仕事、勉強、家事の合間など、ふとした時に耳抜きをやってみましょう1日5回ぐらいで大丈夫です。
2 お酒タバコを控える
お酒・タバコは耳と鼻をつなぐ耳管の炎症を起こしやすい物質です。海やプールに行く前日はお酒・タバコを控えます。
3しっかり寝る
前日は早めにお布団に入って、たっぷりと睡眠をとりましょう。睡眠不足もお酒・タバコと同様に耳内部が炎症を起こしやすくなります。
4飴・ガムを食べる
スーッとした味の飴やガムは耳の通りを良くします。また顎を動かすので筋肉もほぐれます。当日の朝からもぐもぐ、しっかり顎を動かして食べましょう。
5耳周りをマッサージする
浜辺・船の上・プールサイドで耳の周りをよくもんでマッサージします。首をぐるぐる回したり、指圧したりしましょう耳周りの筋肉がほぐれると耳抜きしやすくなりますよ。
6鼻をかむ
直前には鼻をかんでおきます。鼻が詰まっていると耳抜きしにくいからですね。
7深呼吸する
肩・首まわりが緊張のためガッチガチに固まっていると、耳抜きしにくくなります。そして浅い呼吸は水中での滞在時間を縮めます。深く呼吸して心と身体を整えます。
8鼻をしっかりつまむ
耳抜きできない場合、実はちゃんと鼻をつまんでおらず、息がもれてしまっていることがあります。特に鼻が大きいマスクを使っていたり、マスクのシリコンが固くなっていたり、手にグローブをしているとしっかり鼻をつまめてなかったりするんです。がっちり鼻をつまみましょう。
9水面で耳抜きする
潜る直前船の縁やプールの縁につかまっている時、シュノーケルを使って水面に浮かんでいる時。この時点で耳抜きします。耳管は水中に潜るとピタッと閉じて息が通りにくくなります。なので水の上で耳抜きしてあらかじめ耳管を開いておくんですね。できれば耳抜きは1度でなく2度・3度ポコポコっとしてみてくださいね。水中での耳抜きがしやすくなりますよ。
10目を閉じて耳抜きする
水上で耳抜きする時に目を閉じてみてください。目と鼻は鼻涙管という細い管でつながっているので体質的に鼻の空気が目に流れてしまう方もいます。目をつむって耳抜きするとやりやすいかもしれません。
11シュノーケルをはずす
シュノーケルをくわえて口がぽっかり空いた状態だと、耳抜きしにくいかもしれません。口を閉じて 唇を引き結んで耳抜きしてみてくださいね。
12底を見て首を伸ばして潜る
私は潜行しやすくするために、潜る時の視線は底でなく真正面を向くことが多いのですが、水底を向くと首が伸びます。耳管や耳周りの筋肉がほぐれて空気が通りやすくなりますよ。
13首を左右にかしげてみる
耳抜きは左右一緒に抜けるというより、別々に抜けることが多いです。首を左右に傾けて右・左の耳を意識して抜いてみてください。上になった方の耳が抜けやすいはずです。
14フィートファーストで潜る
マーメイドスイムやスキンダイビング、フリーダイビングなどの素潜りは、スキューバダイビングと違って潜降スピードがかなり早いです。耳抜きが間に合ってないのかもしれません。しかも普通空気は上に上に上がるのに頭が下向きになっているので、よけい空気を耳に送り込むのが難しいんです。
頭を下にするヘッドファーストでなく足から潜るフィートファーストでゆっくり、じわーっと潜ってみてください。時間的な猶予があるので耳抜きしやすいですよ。
15魔法の秘薬を使う
それでもどうしても耳が抜けないあなたに、ベテランダイバーの間で密かに受け継がれている「耳抜きの秘薬」をお教えします。それはタイガーバーム。
潜る30分前にタイガーバームを耳の後ろあたりによく塗り込みます。タイガーバームは炎症止めの特効薬です。から耳周りがすーっとして筋肉もほぐれます。するとスカッと耳が抜けるようになります。
ただし! 海やプールに入る前は必ずシャワーを使って耳に塗ったタイガーバームを落としてくださいね。以上15の秘訣 ぜひ試してみてください!
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自宅(蒸気邸)