水に潜ると鼻に水が入って痛くないですか? プールでも海でも鼻に水が入るとツーンとしますよね。これを防ぐ方法はあるのでしょうか? プールで実際に私自身が検証して、鼻に水が入らないようにするテクニックをご紹介します。
研究テーマ「仰向けになったら鼻に水は入るのか?」
今回の研究テーマは「仰向けになったら鼻に水は入るのか?」です。研究員の方からこんな質問をいただきました。これすごく良い疑問ですね。仰向けになった時の鼻の状態を検証してみました。
ちなみにこの二番目のカラコンのご質問については、こちらの記事をご覧ください。


水中で仰向けになってみました
検証スタート。私はサングラス型の水泳ゴーグルをつけてお風呂に潜っています。結論から言いますと、普通は誰でも鼻に水は入ってきます。そして鼻から水が入ってくると、鼻の奥がツーンと痛くなります。きっと皆さんも一度はプールや海でご経験があるのではないでしょうか。
しかし私はちょっと特殊な方法を使って、水が鼻に侵入するのを防いでいます。それは2つやり方があります。
方法1 鼻から息を出す
こちらは同じ水泳ゴーグルをつけてプールに潜っている映像です。1つ目のやり方は、鼻から微妙に息を出すことです。鼻から息を出すことで水を押し返すんですね。大量に吐き出す必要はありません。少しだけ息を鼻から出して、ちょうど水圧と釣り合いがとれる強さに鼻息をコントロールするんです。だから鼻からポコポコと泡が出てますね。釣り合いがとれたらそれ以上息を鼻から出す必要はありません。
方法2 鼻の奥をブロックする
2つ目のやり方は舌を上顎につけて鼻の奥をブロックするやり方です。私はほぼ無意識に行っているので言葉で説明するのが非常に難しいのですが、舌の奥の筋肉を収縮させて鼻の奥をぎゅっと塞ぐ感覚です。そうすると最初はある程度鼻に水が入りますが、それ以上どんどん水が侵入することがないので痛くならないんです。
同時に行うのはちょっと難しい
ただし水中で別のことをやっている時は難しいことがあります。例えばバブルリングを作っていたり、水中で回転するときは、この微妙な水圧との力関係をコントロールするのがちょっと難しくなります。その場合は鼻から強く息を吹き出す方法を取ることもあります。
この鼻に水が入ってくるのを防ぐ方法、鼻が水で痛くならない方法はマーメイドの皆さんも知りたい情報ではないですか? もうちょっと深堀りして詳しくご説明したいと思います。こちらの記事をご覧ください。

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