衝撃パワー！ リンデン・マーメイドフィンレビュー（Linden monofin）

マーメイドスイムのフィン選びに迷っている方のための動画です。リンデン（Linden）のマーメイドフィンをレビューします。メリット・デメリット、フィンの特徴、使用感、人魚のリンデンさんについてのご紹介をしています。

リンデンモノフィンレビュー

今回の動画はマーメイドスイム用のフィンのレビューです。ご紹介するのはリンデンのモノフィンです。リンデンフィンとは何か？　お値段や購入方法使い心地、特徴などについてどこよりも詳しくお伝えします。マーメイドスイムをやってみたい方、すでに別のフィンを持っているけれど二枚目以降のフィンを考えている方必見です！

リンデンフィンを購入しました

アメリカのアマゾンからリンデンのフィンを購入しました。フィンのお値段は57ドル。送料が37ドルで合計94ドルでした。日本円にすると1万1000円ほどです。

びっくりすることになんと3日で届きました！　アメリカからですよ。めちゃくちゃ早くないですか？　以前スペインのダイビング用品ショップダイブインから購入した時は3週間以上かかりましたが、今回は早かったですね。まあたまたまかもしれませんが。

激安通販ダイブイン（Diveinn）はダイビング用品がなんと半額!?

Diveinn（ダイブイン）という海外通販サイト。詐欺サイトでは？とご心配のあなた、大丈夫です！　OMER（オマー）のシュノーケルとSalvimar（サルビマー）のダイビングマスクを半額で購入できました。

リンデンフィン開封

フィンは折りたたむことができないので結構大きなダンボール箱に入れられて届きます。リンデンフィンはフィンがピッタリ入る、ビニール製のバッグに入っています。専用のバッグがあるのはありがたいですね。

簡単な説明書が入っています。モデルを努めているのはリンデンさんご本人です。マーメイドのリンデンさんについては後ほどご説明します。

リンデンフィン概要

このフィンはアダルト用、大人用です。リンデンフィンは以前は子供用しか販売していなかったのですが、マーメイドスイムの全世界的な流行によって大人用を3年前──確か2018年に発売しました。子供用と比べると1.5倍の大きさがあります。

フットポケットの中にはソックスが入っていました。これはありがたいですね！　ソックスって買うと結構するんですよね。しかもネオプレン製で厚みは5mmあります。足の小さい人でも大丈夫です。

リンデンフィンの形や部分

届いたばかりの新品なのでちょっとストラップが硬いです。足首のところはネオプレン素材のパッドがついているので靴擦れを防ぎます。

全体はプラスチック製で、縁の部分とフットポケットがゴム製となっています。子供用のリンデンは端のゴムがもっと柔らかい素材でした。子供に危険がないように配慮されていたんでしょうね。大人用は結構硬いゴムです。このゴムのおかげでマーメイドテイルの布地が破れにくくなっています。

サイズについて

足の大きさは日本のサイズで21cmぐらいから28cmぐらいまで対応です。サイズ表がアバウトなのであくまで目安ですが、小さい足の女性から男性まで履くことができます。

足の大きさはストラップで調節できるようになってます。固くて調節が面倒ですが、一度自分のサイズに調節してしまえば後はいちいちやり直さなくても楽です。ストラップの端はかかと部分のパッドの中に入れ込んでしまえば長く余ってしまっても気になりませんね。

横幅の調節は先程のソックスを履けば問題ありません。21.5cmの小さい足の私でもぴったりになりました。

他のフィンとの大きさ比べ

気になるのは他のテイルとの互換性があるかですよね？一般的にマーメイドスイムで使われているマヒナのマーフィンと大きさを比べてみましょう。

世界で最も有名な人魚フィン！　マヒナのマーフィン（Mahina/Merfin）

マーメイドスイムでは一枚ヒレのモノフィンを使いますが、最もよく見かけるのがこのマヒナ製のマーフィンではないでしょうか。人魚フィンの老舗メーカ・マヒナの説明、マーフィンのレビューです。フィン選びにお役に立てたら嬉しいです。

横幅はマーフィンとほぼ同じです。縦の長さが10cmほど短いです。だからマーフィンが入るマーメイドテイル・マーメイドスーツなら全く問題なく使用できると思います。

むしろマーフィンはヒレの端がぴょんと飛び出ていますから、一般のテイル・スーツに合わないことが多かったんです。だからかえってリンデンのこの形は嬉しいですね。

ちなみにこのヒレの形はリンデンさんが普段人魚活動をしているときのシリコンテイルの形に似ています。彼女のトレードマークみたいなものなので、子供用・大人用ともにこの半円形の形なんです。

リンデンフィンの大きさ

大きさを測ってみましょう。横幅は53〜54cmかな（大体の数値ですが）。縦の一番短いところは40cmぐらい。縦の一番長いところが55〜56cm。あくまでおおよその目安と考えてくださいね。マヒナ・マーフィンを持っている方は大体比較映像で大きさが把握できると思います。

バッグが付属しているのが嬉しい

なんと言っても嬉しいのがバッグです。フィンだけ裸で持って歩くわけにはいきません。他のフィンはバッグがついていないことが多くて各自別途購入する必要がありますが、これはちょうどぴったりのビニールバッグがついてます。

手で持つこともできる紐がついていますし、リュックみたいに背負えるのもいいですね。片側がメッシュで風通しもいいので、これに入れてぶら下げておけば水気を気にせずに保管できます。

リンデンフィンの色について

大人用のリンデンフィンの色は3種類あります。私はブルーです。ただマーメイドスイムでは上に布製のテイルをかぶせて使うことが多いので、特に色はそこまでこだわらなくてもいいかもです。私もシャチ柄のスーツを作ってカバーを被せて使っています。

水に浮くフィン！

ではプールで使ってみましょう。リンデンはものすごく軽いです。マーフィンの半分の重さしかありません。マーフィンが2kgでリンデンは1kgです。だから水に完全に浮きます。マーフィンも浮くことは浮きますが、半分沈んでるような感じです。リンデンは海での使用も考えられているので、浮かぶのならロストしにくいですね。

泳いでみた使用感

潜水しつつ泳いでみましょう。驚きましたね！　すごくパワフルです。力強く水をとらえて推進力があります。以前競技用のモノフィン講習会に出たことがありますが、その時使ったカーボンモノフィンに感覚が近いです。もちろん競技用フィンのスピードには勝てませんが、驚くほどがっつり水をつかむ力があります。

まるでスーパーカー!?

海外のあるマーメイドYouTuberさんが、リンデンを「まるでスーパーカー！」と言っていたんですが、まさにその通り速いクルマに乗っている感覚。特にシリコン製のやわらかいフィンを使っている人はリンデンの強さと速さに驚かされると思います。

他の人魚の方々にもテストで使っていただいたんですよ。皆さん口を揃えて「強い」「速い」っておっしゃってました。「これ買いたい！」と目を輝かせていましたよ。

確かに初めてリンデンで泳ぐと新感覚のスイムにびっくりするんです。マーメイドスイムは速く泳げれば良いというものではないのですが、海で深く潜っていきたい人、スピード重視の人魚の皆さんはリンデンに夢中になるのではないでしょうか。

リンデンさん（Linden Wolbert）について

リンデンさんは長くフリーダイビングもやっていらっしゃるから、きっとご自身の趣味も反映されているんでしょうね。リンデンさんはLinden Wolbertさんと言います。マーメイド界のカリスマ超有名人魚です。

彼女は最初にケイマン諸島で初めてモノフィンを試してから、もう20年プロのマーメイドフリーダイバーをされています。世界中を旅して海洋生物と環境保護も合わせて子どもたちにマーメイディングを教えている方です。

マーメイド教育・事業展開

Mermaid Minuteと呼ばれる教育ビデオを作ったり、水族館パーティーでのパフォーマンスで活躍されています。彼女が開発した子供用のリンデンフィンはマーメイドになりたいキッズの間で大人気となり、長らく大人向けフィンが望まれていましたが、3年前にようやく発売されて世界中の人魚の皆さんを喜ばせました。私もその一人です。