マーメイドスイムをより楽しくするための可愛い水泳帽の作り方をご紹介します。チャイナ風お団子ヘアに見えますが、実はスイムキャップです。意外に簡単に作ることができます。シュシュを変えれば水着とコーディネートも楽しめます。
研究テーマ「可愛いスイムキャップを作ろう!」
今回の研究テーマは「可愛いスイムキャップを作ろう!」です。チャイナ風のお団子ヘアに見えますが、実はスイムキャップです。シュシュを変えれば、水着に合わせてコーディネートもできます。もちろん水中で使えますし、ダイナミックに泳いでも大丈夫です。100円ショップで揃う材料で簡単に作れちゃいますよ。
スイムキャップ使ってますか?
人魚の学校ではいろんなプールで、マーメイドスイムの練習会が開催されますが、プールによっては水質を保つために水泳帽をかぶらなければなりません。でもこの水泳帽、髪をまとめられて実用性は十分なのですが、どうもあまり可愛くはないんですよね。そこでこんなチャイナ風お団子ヘアのヘアターバンを作ってみました。
チャイナ風お団子ヘアの水泳帽
短い髪の毛の人はそのままで、長い髪の毛の人はスイムキャップを土台にしたり、スイムキャップとターバンを重ねれば水泳帽として使えます。ゴーグルやダイビングマスクで頭に固定されるので、水中でぐるぐる回っても取れません。ジムのプールやスイミング教室でも使っていただけるのはないでしょうか。今回はこの作り方を詳しくご紹介しますね。
材料
まずは材料です。ターバンの土台となる布はスパンデックス生地やニット生地など、縦横にストレッチする布を用意します。今回は髪の色に合わせて黒色を選びました。大きさは50cm×32cmです。そして同じ布で直径15cmの円形の布を2枚切ります。この布の大きさですが、布がどれくらいストレッチするのかによって変わってきますので、だいたいの目安として考えてください。
そして100円ショップセリアで購入したスチロールボールを2個。商品名は「ポリフォームベース ボール2P」です。ボールの直径は6.5cmです。
それから黒色のスイムキャップ。最後にシュシュ2個。これは自分で作ったものですが、市販のシュシュでOKです。セリアでも売ってます。
スチロールボールをカット
7cmぐらいの糸を輪にして切って、まち針でスチロールボールに留めて、ぐるっと丸く線を描きます。糸の長さも適当で大丈夫です。2個目のボールも同じように線を描きます。ボールペンだと見にくいので後でマジックペンでなぞりました。
スチロールボールをカット
カッターナイフを使って線のところで輪切りにします。切り口がギザギザになっても大丈夫です。これも適当にカットしてください。隠れるところだから問題ないです。
お団子部分を作る
丸く切ったスパンデックス生地の周りを手縫いで波縫いします。分かりやすいように白い糸で縫っていますが、黒い糸を使った方がいいですね。ぐるっと一周したら(スチロールボールを中に入れて)それを引き絞ってください。布をギュッと引っ張ってさらに縫っておくといいです。お団子はこれでできました。
ターバン部分を作る
ターバン部分を作ります。ターバンを作るのが面倒な人は、市販の太めのターバンを買ってもいいですし、スイムキャップに直接お団子をつけてもいいです。その場合はこのターバンの過程は飛ばしてしまってください。
50cm×32cmの布と言いましたが、使う布の伸縮度や個人の頭の大きさも違いますから、ざっくりとした大きさで考えてください。
ミシンで縫う
布を50cm×16cmになるように半分に折ってまち針でとめます。黒のストレッチ糸で縫います。普通の糸で直線縫いすると糸が切れる可能性がありますので、できればストレッチ糸を使っていただくか、ジグザグ縫いにして布が伸びるようにしてください。
端の処理について
布を表裏ひっくりかえして端を二つに折って互い違いに重ねます。ちょっと分かりにくいので図解してみましたが、お互いの端をそれぞれ挟み込む感じです。そうしたら端の部分をまち針で留めてミシンで縫います。
布によっては厚みがありすぎてミシンで縫えないかもしれません。その場合は手縫いで構いませんので縫い合わせてください。隠れるところなので荒い縫い目でもいいです。
ひっくり返す
縫い終わったら余分な縫い代をカットして、縫い目が後ろに隠れるようにくるっとひっくり返します。中央で布を絞ったようになります。髪の毛を真ん中分けにしてるように見えるかなと思ってこうしてみました。
頭の形に合わせる
そして被った時にターバンが頭の曲線に沿うように上の方を三角形につまんで縫います。縫い代が見えないように裏側に返してから縫います。チャコでこんな感じに線を引いて直線縫いしました。表に返すと頭の形になってます。
お団子をターバンに縫い付ける
そして作っておいたお団子を縫います。お団子は好きなところにつけていいんですが、ゴーグルやマスクのストラップがくる位置は避けてください。耳よりもちょっと上ぐらいがいいかな。ぐるっと一周して土台のターバンに縫い付けていきます。
先程も言いましたが、ターバンでなく直接スイムキャップに縫い付けるのもありです。その方が手軽かもしれませんねお好きなやり方でどうぞ。はい出来上がりです! シュシュをお団子につけて完成です。
共布でテイルとコーディネート
このシュシュは前に作ったマーメイドテイルと同じ布で作りました。マーメイドテイルを自作すると余った布でコーディネートしていろんな小物を作れます。水着の色に合わせて好きな色のシュシュを買ってもいいですね。
ターバンの付け方
お団子ターバンのつけかたです。髪の毛の長い方は先に水泳キャップをかぶります。そしてターバンをつけてお団子の位置を調節します。ゴーグルやマスクのストラップでターバンを押さえればずれにくくなります。
お団子ターバン・スイムキャップの注意点
水に飛び込んでもお団子キャップは取れませんし、泳ぎ回っても大丈夫です。ただしこのスイムキャップは、お団子部分が水の抵抗になりますから、競泳でタイムを競いたい方には向いてません。マーメイドスイムやジムの水中ウォーキング、スイムキャップ着用のプールで遊ぶときなど、あくまでも見た目重視のスイムの時に使ってください。
こんなお花のスイムキャップもあります
それと余談ですが私はこんなお花がついたスイムキャップも持っています。これは市販のものなんですが、左側の青いキャップはマーメイドテイルに合わせて布用の絵の具で色を変えているんですね。布用絵の具は水に落ちないので人魚衣装作りにとても役立ちます。
ひと手間加えてみてはいかがでしょう?
こちらは紫キャップで泳いでいる風景です。紫のテイルに色を合わせています。一から作るスイムキャップもいいですが、こんな風に市販のスイムキャップを改造して使うのもありです。ひと手間加えるとより一層マーメイドスイムグッズに愛着が湧きます。自由な発想で水の中の世界を楽しみましょう!
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