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マーメイドスイム用のシャチ型フィンカバー(人魚衣装)の作り方

この記事は約5分で読めます。

シャチのマーメイドスーツを作りました。この動画ではマーメイド用のモノフィンにつけるカバーの作り方をご紹介します。オリジナルのモノフィンカバーを作りたいと思っている方の参考になれば幸いです。

研究テーマ「フィンカバーの作り方」


今回の研究テーマは「フィンカバーの作り方」です。市販のマーメイドテイルも素敵ですが、自分でデザインして作るのも楽しいですよ。モノフィンのカバーを作ったときの様子をご覧ください。

リンデンフィンに合わせたフィンカバー


ちょっと前にリンデンのモノフィンを購入しました。

衝撃パワー! リンデン・マーメイドフィンレビュー(Linden monofin)
マーメイドスイムのフィン選びに迷っている方のための動画です。リンデン(Linden)のマーメイドフィンをレビューします。メリット・デメリット、フィンの特徴、使用感、人魚のリンデンさんについてのご紹介をしています。

これに合わせてフィンカバーとスーツを作ったんです。デザインはシャチ・オルカを元にしました。マーメイドテイルは腰から尻尾の先までつながったものが多いのですが、私は前々から足首の部分で2つに分離していた方が使いやすいと思っています。そこで今回はフィンのみのカバーを作りました。

マーメイドテイルってどう自作するの?


練習会に出た時にあるマーメイドの方にどうやって作るんですかって聞かれたんですね。ただここを何センチで切ってとか、ここを何ミリで縫ってねというのは、それぞれお持ちのフィンが違いますので、そんなに意味がないかなと思います。

なので動画では型紙作りから完成までを4倍速のスピードで見ていただきます。そうすると大まかな作業の手順がわかると思いますので、ご自分のフィンに合わせて作ることもできますし、お裁縫が苦手な方は単に見て楽しむというのもいいかなと思います。

型紙作り


布はスパンデックスというもので水着やレオタードによく使用される生地です。ストレッチが効いていますね。型紙は方眼ペーパー100円ショップで購入しました。1cmごとに線が引いてあって型紙作りに最適です。

フィンを方眼ペーパーの上に置いて形をなぞって描きます。リンデンフィンの下の方は半円型なのですが、シャチの尾びれのような形に修正します。足首の方は厚みがあるので厚みの分だけ大きめに線を描きます。ストレッチするのでだいたいで大丈夫です。

鉛筆で形を直しつつさらにデザインしていきます。シャチの尾びれは白黒なので、どこまでを白くするか決めていきます。

型紙作りが一番大事


形が決まったら鉛筆の線が分かりやすいように細字のマジックでなぞりました。これは油性のマジックを使います。水性だと布にマジックの色が写ることがありますので、あまり良くないですね。

型紙作りが一番の肝です。丁寧にやります。尾びれは左右対称なので方眼ペーパーを半分に折ってもう片方もマジックでなぞります。そうすると簡単に対称形の型紙を作ることができるんですね。描きやすいように紙を回しながら行うといいですね。

内側の白い部分も別に型紙を作ります。マジックで描くと下の線が見やすいです。綺麗になぞることができました。

布のカット


型紙の切り出しです。縫い代を1cmとりました。マジックの線より外側を1cm大きくハサミで切り取ります。左右対称なので半分に折って両側を一度にカットしました。型紙の完成です。

いよいよ布を切ります。型紙がずれないようにまち針をところどころ打って型紙と布を固定します。カットのための固定ですから、まち針は適当な位置で大丈夫です。

ハサミで布を切っていきます。今回はローラーカッターでなく裁ちばさみです。布を切る時って緊張しませんか? 特にこのストレッチのスパンデックスはコットン生地に比べるとお値段します。最初は勇気がいります。でも切ってしまえば踏ん切りがつきます。ジョキジョキとハサミを入れていきます。黒い布白い布、両方切れました。

印付け


次は印付けです。チャコペーパーはもうぼろぼろですが、最後まで使い倒します。チャコルーラーでゴリゴリと線を布に写していきます。はい綺麗に描けました。

しつけ


白い布をまち針で止めます。しつけ糸で線の通りにしつけしていきます。まち針のまま縫ってもいいんですが、ちょっと仕上がりが綺麗じゃないかなと思って、今回撮影用ということもあって、丁寧に作っております。

余分な布を切り取る


下地の黒い布を縫い代1cm分をとって切り取っていきます。ぞんざいに行って白い布ごと切ってしまうと台無しになってしまいますから、丁寧に切り取っていきます。

ミシンで縫う


しつけをしたところをミシンで縫います。私のミシンはごく普通の家庭用ミシンで工業用のロックミシンは持っていないんですね。ストレッチ生地は家庭用ミシンでは縫えないと思われている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

伸縮性のあるストレッチ糸、ストレッチ糸用の針を使って、かなり遅いスピードに設定して丁寧に縫っていけば問題ありません。綺麗に白い模様ができました。

足首の部分とフィンポケットについて


足首のところを作ります。穴の部分に沿って内側用の布をしつけ糸でとめます。ぐるっと周りを縫った後に押えミシンをかけています。つまり二重に縫っているわけですね。

それとフィンを固定するポケット部分もつけます。二枚の布を合わせてしつけしました。まち針でなくしつけ糸の方が仕上がりが綺麗ですね。あとはミシンで縫い合わせです。

直線でダーッとミシンをかけてる時って無心になれますよね。心が落ち着くんですよ。縫い合わせは一番楽しい瞬間です。もう折り返し地点を過ぎてラストスパートに向かっていきます。

スナップボタンをつける


フィンカバーの端がピラピラしないようにスナップボタンをつけます。ボタンは 大きめの方がいいですね。小さいと水の抵抗で取れてしまいます。

完成!


完成でーす! じゃあリンデンフィンを入れてみましょうさあ ちゃんとぴったりになるでしょうか? ストレッチする布なので多少寸法が違ってもなんとかなります。ぴったりですね。上手くできました。お疲れさまでした。あなたのオリジナルカバーを作る上で参考になれば幸いです。

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