カラコン愛用者の皆様、海やプールでのカラコンどうしてますか? 常にカラコンが手放せないという方のために、水深5mのプールに潜るとコンタクトがどうなるのか実験してみました。注意すべきことなどをお話しています。
研究テーマ「カラコンで潜ったらどうなるか?」
今回の研究テーマは「カラコンで潜ったらどうなるか?」です。美意識の高い女性の中にはカラコン愛用者が多いですよね。カラコンは体の一部みたいになっていて、一日も手放せない、もうカラコンなしでは人前に出たくない──という方もいらっしゃると思います。
海やプールでカラコンどうする?
でもそんなカラコン女子の皆様プールや海の中ではどうしてますか? カラコンで水の中に潜っても大丈夫かなって心配じゃないですか? カラコンで潜ったらどうなるのか、カラコンは外れてしまうのか、目が痛くなったりしないのかという疑問の数々を解明します。私が身をもって実験検しました。驚きの結果となりましたね。
そして知っておかないと非常に怖い三つのことも詳しく説明しています。あなたが海やプールでカラコンをどのように選んでいいかが分かり、不安なくレジャーを楽しむことができます。必ず最後までご覧くださいね。
水中でカラコンはどうなる?
水中でカラコンしても大丈夫なのか? 一言で言いますと全く問題ございません。実際にプールにカラコンを付けて潜ってみました。目をパチパチさせたり頭を振ってみましたが、全く取れることはありませんでした。
念のために水深五メートルまで潜ってみました。全然取れません。しっかりと付いたままです。これは意外でしたね。
ちなみに視界はボケボケです。裸眼で潜った時と全く変わりません。コンタクトをつけたからといって水中で急にものが見えるようになることはありません。
カラコンをつけることが一番の難関!?
私は普段全くコンタクトを使っていません。このためだけにカラコンを購入しました。だからめちゃめちゃ入れるのに時間がかかりました。今回の検証で最も大変だったのが、コンタクトを目に入れるということでした。
シェリーナ先生のインタビュー
水中でのカラコンについて実際の使用感、水に潜った時の使い心地について、私だけの証言ではなくて普段からカラコンを愛用されている、人魚先生のシェリーナさんにインタビューしてみました。カラコンの水中体験が豊富なシェリーナ先生のお話です。
ということで意外にもメリットがあったカラコン。私も特に問題は感じないだけでなく、目ががしみたりしなくて、裸眼で潜るよりかなり楽だと感じました。今後個人的にも使ってみようかなと思ったくらいです。
3つの条件を守ってくださいね
ただしねそれは三つ条件があります。
やはりハードコンタクトレンズは取りやすいと言われています。使い捨てのレンズなら諦めがつきますが、海で紛失した場合はもう絶対に見つからないので損しちゃいます。二番目三番目の理由にも重なりますが、数日間繰り返し使用するタイプのカラコンだと眼病のリスクが高まります。目の健康のためにもお財布のためにもワンデータイプのソフトコンタクトレンズを使ってください
この日は別の人魚の方がコンタクトをされていたんですが、その方は水中で裸眼で潜った途端にコンタクトがずれてしまいました。原因ははっきりとは分からないんですが、その方の体質、目の水分量、コンタクトのカーブ、材質によってあっけなくずれてしまうこともあります。
普段からコンタクトがずれやすい方は、水の中だと更にずれてしまうことも考えられます。これはね実際に潜ってみないと分からないので、自宅で洗面器などにきれいな水を入れて、水の中で目をぱちぱちとして練習した方がいいですね。その時すぐにずれる人は使用をやめた方がいいです。
ソフトコンタクトレンズは水分を含んでいます。海水や塩素など消毒剤が入っているプールの水と接すると、レンズが変形してしまうことがあります。変形してカーブに合わなくなったカラコンを水に上がった後も長時間付け続けていると、目にどうしても負担が掛かります。
それだけでなく目とレンズの間に海水やプールの水が入り込んでしまった場合は、かなり目にダメージがあります。だから海やプールから上がったらなるべく早くレンズを外して、予備のレンズに付け替えた方がいいですね。
同じ理由でダイビングインストラクターとか職業柄毎日潜る人は、コンタクトは控えた方がいいんじゃないかなと思います。ちなみに二度の学校は月に数回2〜3回かな一回二時間ほど潜るだけですし、ほとんどの時間はゴーグルやマスクを付けていますから、このぐらいの時間でしたら大丈夫です。安心してください。
水中で目を開けられますか?
それとおまけですが、大事なこと。度が入ってるカラコンを付けている方だと、水中でずれた時に水上で全く何も見えなくなったり、水が目にしみることにパニックになってしまうことがあります。だから万が一コンタクトがずれても慌てないように、必ず水の中で目を開ける練習をしておいてください。水中で目を開けるための練習の仕方はこちらの記事で詳しく解説しています。
できればゴーグルやマスクをつけましょう
とはいえあくまで私個人の考えですが、できれば水中ではゴーグルやマスクを使ってほしいです。というのも私はあなたに長く素潜りやマーメイドスイムを楽しんでほしいからです。私自身も還暦まで、いやそれ以上おばあちゃんになっても潜り続けたいと思っています。
あなたもそうでしょう? せっかく水の中を楽しめるようになったのだから、なるべく末永く海やプールで楽しみたくないですか。私はあなたのことを勝手に水中のお仲間だと思っています。だからカラコンで潜って目を悪くしてしまったとか、目が痛くてもう潜れなくなってしまったみたいになったらお仲間が減っちゃって悲しいです。
あなたの目の健康を何よりも大事にしたいです。海でもプールでもあなたにいつまでも美しい瞳でいてほしいです。だから先ほどの三つの約束を守ってくださいね。
リクエストありがとうございました
今回は実は当研究所の研究員のお一人からこんなコメントをいただいたことがヒントになりました。Hiro7788さんコメントやリクエストありがとうございました。視界は特に裸眼と変わらずぼけている状態でしたね。眼鏡をかけていてもコンタクトでも同じです。水中でねよく見えるカラコンとか発売されたらいいなと思います。
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