バブルリングできますか? 作り方のコツは? マーメイドスイムのパフォーマンスで人気のバブルリング。美しい人魚の皆様とバブルリング作りを検証してみました。どうしたら百発百中でバブルリングが作れるのでしょうか?
研究テーマ「バブルリング2」
今回の研究テーマは「バブルリング2」。前回は「バブルリングの作り方3仮説」を立ててみましたね。

今回は人魚の皆様が検証にご協力くださいました。全11回のチャレンジを最後までお見逃しなく!
シェリーナ先生のチャレンジ
片手ではしごを握ってまずは身体を沈めます。左手で壁に触れて体勢を安定させます。口の形はパ、プ、ポ、トゥ──など様々な流派があるそうですが、これは「ポ」でしょうか? 一回の空気の量がかなり多いかと思います。さすがシェリーナ先生、肺活量がすごいですね。
安定して輪を作り続けています。別角度で見てみましょう。足元から撮影しようと思ったのですがこれは失敗です! 人魚の尾びれに隠れて肝心の口元が見えません。撮影者である私マリダイバーが慌てて回り込みます。
美しい輪が安定して発射されています。しかし水深が浅いからか輪の形を長時間保つのが難しい状態です。
チェルシー先生のチャレンジ
続いてチェルシー先生もチャレンジです。両手ではしごをつかんで安定させるスタイルです。同じく身体を平行に保っていらっしゃいます。チェルシー先生は「ポ」型でしょうか? しかしながら残念! リングにはならず。そして二回目の挑戦。片手スタイルかと思いきや、両手スタイルに途中変更されました。しかし身体を安定させるのに苦心されてます。
さらにさらに深く沈んでいきます。水深4m地点かと思われます。水底で水流を安定させる作戦でしょうか? 残念! 途中で断念されました。リングを形作るのがかなり難しそうです。あっ成功しました! しかし途中で水中分解!
初参加の人魚さんのチャレンジ
本日初参加の人魚さん。残念!沈めない。するりと身体を滑り込ませて……身体が浮いてしまう! 次ははしごで安定感を保ちます。成功です! 美しいリングですね! 成功率がかなり高いです。
マリダイバーのチャレンジ
最後に私マリダイバー。前回の屈辱を晴らすべくサイボーグスタイルでチャレンジ! しかし焦りすぎましたバブルリングの間隔が短すぎです。これでは次の輪が前の輪の水流をかき乱してしまっています。輪と輪がお互いを邪魔しております。
本気を出してマスクを脱ぎ捨てました!「 ポ」スタイルです。しかし上手くいきません。焦りです。焦りが失敗につながっている気がいたします。もっと余裕を持たねばなりません。
実験で分かったこと
今回の実験で分かったことは、息止めの時間が限られていますから、なるべく素早く少ない労力で身体を安定させること。つまり自力で沈もうとせずに、はしごやウエイトなどを使って素早く水底に沈むのがコツかもしれません。
そして一回息を吐き出したらそれがリングの形を保っているかを確認し、次のリング作りに取り掛かるのがいいですね。身体だけでなく「心の安定」も大切かもしれません。検証にご協力いただきました人魚の皆様誠にありがとうございました。
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